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Libera ME ~リベラ・メ~ [つぶやき]




ちょっと古いんですけれど、2001年に公開された韓国版バックドラフトと噂だった(らしいw)消防士が主人公の映画です。
ぼくは、何年か前(それでも公開から随分年数が経っていたと思うけど)に、このDVDをレンタルしてきて観たのですが、最初に観たときはなんというか震えが止まらなかったです。
どうして今更これなのか。
この間、CD屋さんの閉店セールで、新作以外のDVDが20%OFFだったので買ってきちゃったww

消防士サンウはコンビを組んでいた同僚が、炎に呑まれて死んでいくのを救えなかったことを自分の罪とし、日々炎と闘っている。敵である炎は、まるで意思を持つように蠢き、荒れ狂い、全てを焼き尽くそうとする怪物のようで、その炎と対峙するサンウもまた、同僚の死を背負い死に場所を探す鬼のようだった。

ある日、刑務所からヒスという男が仮釈放される。
その男が刑務所を去る瞬間、刑務所内のボイラー室で、一人の刑務官が焼死する。
その後、大都市の中枢で次々と起こる不可解な火災。
数ある消防士団の中でも消火・人命救助随一の85-1師団は、管轄区である共同住宅で起きた火災の消火活動に当たっていた。
その師団の消防士であるサンウと後輩のヒョンテも、命ギリギリのラインで人命救助に当たっていた。
炎に焼かれ、放水で冷やされたコンクリートが悲鳴を上げて崩れ落ちる。間一髪でサンウに助けられたヒョンテだったが、サンウの何かに取り憑かれたような行動にはついていけないと感じていた。
炎に巻かれながらも、火元の号室で何者かの気配を感じるサンウ。
やっとのことで消火活動を終えた面々だったが、仲間の一人が重傷を追い生死を彷徨っている。
軍人や警察官と同様に命を張って危険と闘う職業であるはずなのに、保障も保険も劣る消防士の立場が浮き彫りにされる場面も。

その後、次々と起こる火災に放火ではないかと疑うサンウと、亡くなった同僚の恋人であり、紅一点の消防士ミンソンだったが、彼らの主張に警察は耳を傾けてくれない。
そんな中に浮かび上がる知能犯の存在。
炎の意思を読むかの如く、灼熱の地獄に挑む消防士と、炎を自在に操り、人々を恐怖に陥れる知能犯。
二人を繋ぐ糸は、絡まりながらも燃え切れずにその糸を互いに手繰り寄せ、壮絶な死闘へと導かれていく。

「リベラ・メ(Lobera ME)」とは、ラテン語で『我を救い給え』という意味。
その言葉は、サンウが発するものなのか、知能犯ヒスが発するものなのか、炎に巻かれる人々が発するものなのか。
命を懸ける危険な職業でありながら低い保障、大都会の闇に潜む幼児虐待、おざなりな社会のあり方。
舐めるようにして這う炎を通して、現代社会が抱える問題を定義している映画だと思います。

ぼくは、ハリウッド版よりこちらの映画のほうが好きかも。
師団の個性的な面々もいい味出していて、命を懸けた彼らの行動にハラハラ、ドキドキしながら観てました。
この映画に出ていた韓国の若手俳優って、今頃どんな活躍しているのか…ちょっと気になるw

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